医院概要

医院名 医療法人社団育謙会
住所 〒153-0064 東京都目黒区下目黒6-18-26
休診日 水曜午前 土曜午後 日曜祭日 休診
TEL 03-3712-4970
小林謙院長

小林謙院長は耳鼻咽喉科専門医、めまい専門医として高度な専門医療を実践しています。

小林耳鼻咽喉科内科クリニック(めまい・耳鳴り)
小林耳鼻咽喉科内科クリニックサージセンター短期滞在手術

耳鼻咽喉科トータルヘルスケア

耳の病気
鼻の病気
咽の病気
頭頸部の腫瘍

耳の病気 

めまい・耳鳴りの総合診療 

めまみ・耳鳴りの総合診療

小林耳鼻咽喉科内科クリニックでは特にめまい・耳鳴りの専門診療に力を入れています。

難聴の治療

難聴の総合診療

   難聴の原因は様々でそれぞれに適した治療法を選択します。治療法は3つに大別されます。

1.外科的治療

2.薬物療法

 すべての難聴に薬物療法が有効なわけではありません。

3..補聴器の活用                                                            薬物療法が有効でない難聴には補聴器の活用を考えます。補聴器のページへ

急性中耳炎・反復性中耳炎・滲出性中耳炎・慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎

滲出性中耳炎・反復性中耳炎・慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎

 風邪に引き続いて起こる急性中耳炎の治療は日本耳科学会による小児急性中耳炎診療ガイドラインに基づく治療が推奨されます。いろいろな原因で急性中耳炎を繰り返すことがあり反復性中耳炎と呼ばれます。原因を的確に診断することが大切です。滲出性中耳炎は急性中耳炎や上気道感染症(いわゆる“かぜ”)に続く中耳の感染・炎症をきっかけとして、耳と鼻をつなぐ管である耳管の機能の低下や同時に存在する鼻副鼻腔炎.アレルギー性鼻炎の影響をうけて発症するとされています。治療は日本耳科学会による小児滲出性中耳炎診療ガイドラインに基づく治療が推奨されます。慢性中耳炎とは、中耳に慢性炎症が存在し、鼓膜に永久穿孔がある中耳炎です。難聴・耳鳴・めまいなどの合併症を起こすこともあり、局所の処置や抗生剤の投与などの保存的治療とともに患者さんによっては鼓室形成術と呼ばれる手術療法が必要になります。慢性中耳炎の一つに真珠腫性中耳炎があります。真珠腫性中耳炎では炎症性変化が破壊的で周囲の骨を破壊し進展していきます。合併症が起きやすく、手術的治療(鼓室形成術)が必要です。難治性の中耳炎の一つに好酸球性中耳炎があります。

鼻の病気 

アレルギー性鼻炎・花粉症 

アレルギー性鼻炎・花粉症

アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)の治療は鼻アレルギー診療ガイドラインに基づいて行われます。治療の要点は4点です。

  1. 抗原の除去と回避
  2. 薬物療法
  3. アレルゲン免役療法
  4. 手術療法

鼻づまりの手術 

鼻づまりの手術

 鼻づまりの原因となる病気は数多くありますが、代表的なものに

  1. アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)
  2. 副鼻腔炎
  3. 鼻中隔彎曲症・肥厚性鼻炎
があります。アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)や副鼻腔炎では薬物療法と同時に手術療法も重要な治療法です。一方、鼻中隔彎曲症・肥厚性鼻炎では手術療法が第1選択です。いずれの場合も鼻づまりの改善には手術療法が有効で、それぞれに適した手術法を選択します。

  1. アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)に対する下甲介粘膜焼灼術
  2. 慢性副鼻腔炎に対する副鼻腔内視鏡手術
  3. 鼻中隔彎曲症・肥厚性鼻炎に対する鼻腔形成術

副鼻腔炎

副鼻腔炎

 副鼻腔炎には急性と慢性があります。

  1. 急性副鼻腔炎:風邪の後に起こることが多く、鼻漏・鼻閉等の鼻症状のほかに頬の痛み、頭痛を伴うことも少なくありません。鼻がにおったり、匂いが分かりにくくなることもあります。歯の痛みを感じることがあり誤って歯科を受診することがあります。治療は適切な抗生剤の服用が第1選択です。 
  2. 慢性副鼻腔炎:副鼻腔炎は様々な原因で慢性化します。慢性副鼻腔炎の治療は急性副鼻腔炎と大きく異なります。①薬物療法:慢性副鼻腔炎の場合も薬物療法が第1選択であることは急性副鼻腔炎の場合と変わりありませんが、選択する抗生剤が異なりまります。慢性副鼻腔炎の治療ではマクロライド系抗生剤の小量長期投与が選択されます。②手術療法:手術療法は慢性副鼻腔炎に対する重要な治療法です。一般的には副鼻腔内視鏡手術が行われます。

気管支喘息

気管支喘息

成人の気管支喘息治療は成人気管支喘息治療ガイドラインに準じて行います。治療の要点は次の通りです。

  1. 環境調整
  2. 薬物療法
  3. 免疫療法
  4. 自己管理の重要性

咽の病気

睡眠時無呼吸症候群といびき 

咽の病気

鼻から咽頭をへて気管にいたる空気の通り道は気道と呼ばれています。この気道が狭くなる、特に鼻と咽頭が狭くなって起こる睡眠中の呼吸障害が睡眠時無呼吸症候群や“いびき”という状態です。睡眠呼吸障害には専門的な診療が必要です。鼻と咽の狭さくがひどくなると睡眠の最中に呼吸の止まる状態が起こるようになります。何分も呼吸が停止している人もいます。このような状態では血液の酸素飽和度が80%以下になり全身への影響も大きく突然死の原因にもなりかねません。いびきも睡眠時の無呼吸と同じ原因で起こります。すなわちいびきは無呼吸の始まり、無呼吸の危険信号というわけです。睡眠時無呼吸症候群の診断には睡眠ポリグラフ検査が必要です。睡眠ポリグラフとは睡眠中の呼吸の状態をセンサーを用いて計測し解析する検査です。

睡眠時無呼吸症候群のページ

 

扁桃炎

扁桃炎

扁桃(口蓋扁桃)はのどにある大きなリンパ組織で免疫に関係しています。扁桃は炎症を起こしやすくのどの痛みや発熱の原因となります。扁桃炎には急性扁桃炎と慢性扁桃炎があり耳鼻咽喉科の専門的な治療が必要です。急性扁桃炎は細菌感染で扁桃に膿がつくものです。咽頭痛、急な発熱、全身倦怠が主な症状です。早期に的確な治療を行うことが大切です。ウイルス性の扁桃炎の代表が伝染性単核症でEBウイルスによって起こります。肝機能障害など全身の症状が起こることが問題です。急性扁桃炎がひどくなると扁桃の裏側に膿がたまる扁桃周囲膿瘍になります。開口障害、嚥下障害、呼吸困難など極めて強い症状が起こり、緊急に膿を排出することが必要になります。扁桃の慢性炎症では、のどの違和感が続きます。炎症の結果扁桃の肥大が起こるとイビキ・睡眠時の無呼吸の原因となります。炎症の産物が常に扁桃にたまり口臭の原因となることがあります。慢性扁桃炎では扁桃のなかに細菌が常に存在していることが多く、患者の体調により細菌が増殖し急性扁桃炎を繰り返すことが多くなり、常習性扁桃炎と呼ばれます。扁桃に慢性炎症があると皮膚や腎臓の病気を引き起こすことがあり、病巣感染性扁桃炎といいます。慢性扁桃炎では、扁桃を摘出する(扁桃摘出術)必要な場合があり、耳鼻咽喉科専門医の診察が不可欠です

扁桃炎の薬物療法

声がれ

声がれ

声枯れの原因は炎症から腫瘍まで様々で的確な診断と治療が求められます。声がれの原因疾患には次のものがあります。

  1. 声帯炎
  2. 声帯ポリープ・声帯結節
  3. 声帯の良性腫瘍
  4. 喉頭がん

風邪の診療ガイドライン

風邪の診療ガイドライン

風邪(普通感冒)は安易に抗生剤の投与や総合感冒薬が長期連用されたり治療に誤解の多い病気です。風邪の診療の要点は

  1. 風邪は自然に治る傾向の強い病気である。
  2. 鼻水・鼻づまり・咽頭痛・声がれが起こり、発熱は伴うことも伴わないこともある。
  3. 原因微生物はウイルスが大半。
  4. 特異的な治療法は存在せず対症療法が中心。
  5. 総合感冒薬は症状の緩和を目的とした薬剤に過ぎず過信は禁物。長期連用は避ける。
  6. 発熱などの症状は生体の防御反応であるので、安易に解熱鎮痛剤を使用することは慎む。
  7. 風邪には基本的に抗菌剤の適応はない。

以上は日本呼吸器学会作成「咳嗽に関するガイドライン」基づいています。

インフルエンザ

インフルエンザ

インフルエンザ診療の要点は

  1. 風邪(普通感冒)に比べ発熱、頭痛、咽頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が顕著である。
  2. 高齢者や小児では症状が強く合併症も起こり易い。
  3. 確定診断のための迅速診断キットが有効。
  4. 抗ウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)が開発されている。
  5. ノイラミニダーゼ阻害薬には内服薬(タミフル)と吸入薬(リレンザ・イナビル)があり、発症後48時間以内の投与が望ましい。最近2錠を1回服用で済む内服薬(ゾフルーザ)も開発されました。
  6. 抗ウイルス治療に加え、①解熱薬や鎮咳薬などの対症療法②続発性の細菌感染症に対する抗菌薬の併用が行われること行われる。
  7. 流行前のインフルエンザ・ワクチン接種が推奨される。

以上は日本呼吸器学会作成「咳嗽に関するガイドライン」基づいています。

頭頸部の腫瘍 

頭頸部の腫瘍

頭頸部領域には様々な良性腫瘍・悪性腫瘍が発生します。頭頸部腫瘍の治療には専門医診療が不可欠です。小林耳鼻咽喉科内科クリニックではほとんどすべての良性腫瘍の治療を行っています。悪性腫瘍の診療は関連病院との連携で対応しています。


目黒区特定健診

令和02年度目黒区特定健診・がん検診は7月1日から開始します。