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アレルギー性鼻炎と気管支喘息 Update |
耳鼻咽喉科の薬物療法 |
耳鳴り Q&A |
医院名 | 医療法人社団育謙会 |
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住所 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒6-18-26 |
休診日 | 水曜午前 土曜午後 日曜祭日 休診 |
TEL | 03-3712-4970 |
小林謙院長は耳鼻咽喉科専門医、めまい専門医として高度な専門医療を実践しています。
アレルギー性鼻炎の原因となる抗原を生活環境から除去することや体内に入ることを防ぐことは有用な治療法です。抗原として問題になるのは、室内ダニ、スギ花粉、ペット(特にネコ)抗原です。
室内ダニの除去
スギ花粉の回避
ペット(特にネコ)抗原の減量
アレルゲン免疫療法はアレルギー疾患の原因アレルゲンを投与することによりアレルゲンに曝露された際に引き起こされるアレルギー関連症状を緩和する治療法です。
アレルゲン免疫療法のメリット
舌下免疫療法のメリット
花粉飛散が始まり、日増しに増加します。花粉飛散がある量超えると症状が出現します。その後飛散がピークになるまで症状が増強します。その後花粉の減少とともに症状が軽快します。スギ花粉症の症状は図の青線のように推移することになります。
花粉症の治療は開始時期により3つに分類されます。
初期療法を怠り、花粉最盛期になってから治療を開始する場合、すでに粘膜の過敏性が亢進し、花粉量も多く症状が重症化しています。そのため治療に工夫が必要です。この時期の治療を導入療法と呼びます。初期療法を行っていた場合でも花粉量が多いときには症状が強くなります。その場合追加の治療が必要になります。
導入療法では初期療法で用いた第2世代抗ヒスタミン薬あるいはロイコトリエン受容体拮抗薬に加えステロイド噴霧剤を併用します。鼻づまりが強い場合には局所血管収縮剤を投与します。上記の治療で症状が改善しない場合には経口ステロイド剤を短期間併用します。花粉飛散のピークをが過ぎ花粉が減ってくるとともに薬剤を減らして維持療法に移行することになります。
スギ花粉を避けることは症状軽減のために重要なことです。
スギ花粉の回避
この時期様々なスギ花粉症対策グッズが話題になります。正しい情報をもとに判断し使用することが大切です。